泉質
ナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉(弱アルカリ性低張性高温泉)
 成分表 (1000ml当)
硫酸イオン 1200mg.
ナトリウムイオン 330mg.
カルシウムイオン 250mg.
塩素イオン 100mg.
硬度 約585mg/l
PH値 8.4(硬水)
泉温 64.1℃
無色透明塩味硫黄臭
飲用可能

効能
浴用の適応症
切り傷、やけど、慢性皮膚病、動脈硬化症、筋肉痛、神経痛、関節痛、五十肩、
運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、
病後回復期、疲労回復、健康増進
飲用の適応症
慢性胆嚢炎、胆石症、糖尿病、痛風、肥満症、慢性便秘

地下1500mから湧き出る、
  摂氏64度の無色透明な源泉。

 佐野温泉は毎分153Lの湧出量を誇り、源泉水1Kg中の溶在物質が1967mgととても豊富に
含まれている療養泉です。
 現代人は、いつも何らかの精神的疲労を感じています。さらにアトピー性皮膚炎、
気管支ぜんそく、過敏性腸症候群などの慢性疾患も精神的ストレスと深い関係があります。
これら「現代病」に対する処方箋として今、最も注目されているのが温泉です。日本中には
いわゆる「名湯」と呼ばれる温泉が数多くあります。

 なかでも佐野温泉のお湯はまた別格です。泉質は硫酸塩泉(硫酸ナトリウム泉)またの名を
芳硝泉(ぼうしょうせん)と言い、低張性弱アルカリ高温泉と呼ばれるものです。
 硫酸塩泉は脳卒中や動脈硬化などの血管系の病気の予防になる、俗に「中風の湯」
よばれる温泉です。
 また、この硫酸塩泉は体の老廃物を排出する作用があり便秘にもよく効くと言われています。
 これは体の水分を集める働きがあるためで、その結果お肌の保湿効果も優れているという
わけなのです。
 そのほか浴用では高血圧、動脈硬化、きりきず、やけど、慢性皮膚炎などに効きめがあり、
飲用では慢性胆のう炎、胆石症、肥満症、糖尿病、痛風などに有効です。


成分分析表
成分、分量及び組成(1Lあたり) 福井県衛生研究所調査 (平成17年1月28日調べ)
 陽イオン
成 分 ミリグラム r ミリバル mval ミリバル %
リチウムイオン(Li+) 0.2 0.03 0.11
ナトリウムイオン(Na+) 330.0 14.35 52.69
カリウムイオン(K+) 10.0 0.26 0.95
マグネシウムイオン(Mg2+) 0.0 0.00 0.00
カルシウムイオン(Ca2+) 250.0 12.48 45.83
ストロンチウムイオン(Sr2+) 4.9 0.11 0.40
アルミニウムイオン(Al3+) 0.0 0.00 0.00
マンガンイオン(Mn2+) 0.0 0.00 0.00
バリウムイオン(Ba2+) 0.0 0.00 0.00
総鉄イオン(Fe2+Fe3+) 0.0 0.00 0.00
陽イオン 計 595.1 27.23 100.00
 陰イオン
成 分 ミリグラム r ミリバル mval ミリバル %
フッ素イオン(F-) 2.1 0.11 0.38
塩素イオン(Cl-) 100.0 2.82 9.84
硫酸イオン(SO42-) 1200.0 24.99 87.28
炭酸水素イオン(HCO3-) 19.1 0.31 1.08
炭酸イオン(CO32-) 12.0 0.40 1.39
臭素イオン(Br-) 0.0 0.00 0.00
ヨウ素イオン(I-) 0.0 0.00 0.00
硫化水素イオン(HS-) 0.0 0.00 0.00
陰イオン 計 1333.2 28.63 100
 遊離成分
非解離成分 ミリグラムr ミリモルmmol 溶存ガス成分 ミリグラム ミリモル
メタケイ酸 62.0 0.79 遊離二酸化炭素 240.0 5.45
メタホウ酸 8.1 0.18      
非解離成分計 70.1 0.98 溶存ガス成分計 240.0 5.45
溶存物質(ガス性のものを除く): 1.9984g/L    成分総計 2.2384g/L
 その他微量成分
成分 mg/L 成分 mg/L
総ヒ素 0.011 水銀 <0.0005
銅イオン <0.02 総硫黄 0.51
鉛イオン 0.0009 カドミウムイオン <0.001

泉質からみる適応症
○は浴用 ☆は飲用 ◎は浴用・飲用を示す
高血圧症 動脈硬化症 糖尿病 痛風 肥満症 胆石症 慢性胆嚢炎 肝臓病 慢性消化器病 慢性便秘 貧血 慢性婦人病 月経障害 虚弱児童 慢性皮膚病 切り傷 やけど
単純泉 一般的適応症に準ずる
塩化物泉                    
炭酸水素塩泉                    
硫酸塩泉              
二酸化炭素泉                      
含鉄泉                              
含銅・鉄泉                              
酸性泉                              
硫黄泉                  
放射能泉                    
表は昭和57年の適応を示したものです

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